沖縄紀行と案内・25

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沖縄紀行(25)那覇 「漫湖」




那覇市内一角、野鳥公園にも指定されている美景な「漫湖」



「漫湖」、マンコで一騒動・・?、


一先ず国道329号線へ出て、首里城方面を目指した。
道路左手に大きな湖が見えてきて、地図を見ると那覇港から深く入りこんだ「入り江」の様でもある。
地図には「漫湖」としてあり、標識にも「漫湖公園」などとしてあった。
小生は一瞬、「うなぎこ」と読んで、湖には昔から大きな「うなぎ」でもいる名所なのかな・・?などと想像したが、「うなぎ」は「鰻」であって字が異なる。 

本当の読みは「まんこ」というらしい・・!!、
東日本出身の我等にとって、女性にはチョット気が引ける呼称であろうか・・??。

実は、3年前ぐらいに或る女性が、この名称について変更を希望する内容で新聞社に投書し、其の投書が記事になって沖縄市民の物議を起こした事例があったらしい。

それは「沖縄タイムス」の夕刊に掲載された投書で、その内容の概略は・・、

『 沖縄に来て丸15年、ずーっと気になって仕方ないことがあります。 それは「漫湖」、「漫湖公園」の読み方です。 実はこの発音は、内地では女性の性的な身体の部分を指す言葉なのです。 (中略) そのうち慣れるかも…と思って生活してきましたが、いまだにどうしてもなじめません。 というか、この公園の名を1度も口にしたこともありません、ニュースで流れるたびに苦痛すら感じています。 (中略) 由来のある名前なのでしょうが、名前を変えてもらえないかしら、とすら思ってしまいます。 (中略) こんなこと気にしてるの、私だけでしょうか・・? 』 

こんな具合である。


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これに対して市民からは反論と云うべき意見が続出したという。
その内容の一部・・、

『郷に入りては郷に従え・・!。 漫湖のある沖縄によその土地からわざわざ来たのは自分の方なのに、どうして名前を変えさせようという発想になるのか不思議だ。』

『マンコは東京地方の方言でしょう。 沖縄まで来て関東の方言に縛られているのは変ですね。 性的なことにとらわれ過ぎているのと違いますか。 関東中心主義は止めにしたいですね。』

『これは酷すぎる話ですね。 生活のためとか、家族の仕事のためなどという「きわめて自分勝手な理由」で引っ越してきたのであれば、遠慮すべきは自分であると認識すべきですね。』

『沖縄旅行中にラジオを聴いていたら、女性キャスターが連発して言うから楽しかったですよ。』

『かつて日産ホーミーという車がありましたが、沖縄では”アソコの意味”なのでさっぱり売れず、同じスタイルの日産キャラバンが売られていたそうです。』

縄文的琉球人の大らかさと、繊細な弥生的内知人の相違が表れていて、無責任な面白さを感じました。 

因みに「漫湖」は、ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)にも登録されている水鳥生息の湿地帯であるとか・・。
近くの小学生などが写生に訪れるほど、都市部の中にあって野鳥が集まってくる那覇市のオアシスのような存在である。 
全国的にもいろいろな意味で知られる名称ではあるが、沖縄で「女性の性的な身体の部分」は、このように言わないので、テレビでもラジオでも名前が堂々と放送されているという。

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