世界遺産;宮島・厳島神社 24、世界遺産;厳島神社の仮設 「厳島神社と中国の観音信仰」 日本三景の一つ「厳島」(宮島)は、厳島神社を中心とした島全体をいい、 1996年、世界遺産・文化遺産に登録された。 日本三景は、他に天橋立(京都府宮津市にある砂嘴)と 松島(宮城県松島町を中心とした多島海)があるのは周知であるが、 この二箇所いずれも世界遺産登録に動いたが、 現時点では「厳島神社」以外は登録に至っていない。 日本周遊紀行 日本の世界遺産 旅の記録集 山旅の記録集 世界遺産・日光 |
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主題はブログにリンクします 24、世界遺産;厳島神社の仮設 「厳島神社と中国の観音信仰」 普陀山の観音菩薩霊場、 普陀山(観音菩薩) 中国の浙江省北東部, 舟山島の港から入ると、すぐに山門があります。 すでに熱心な信徒の団体を多く見かけました。 それも1つ2つではありません。 また、普陀山全体は驚くほどきれいです。 中国はどこの都市もゴミ汚れていますが、 さすがに普陀山では少なく訪れる人は信徒が多く、 観音の霊場を汚すことに気をつかっているためだとされています。 普陀山には奇岩が数多くありますが、 特に有名なものがこの「磐陀石」です。 観音菩薩が説法する場とも言われてますが、 微妙なバランスで岩が載っています。 手で押したら崩れそうなほどです。 むろん危険なので、人はこの岩の上には乗ってはいけないことになっています。 心字石、巨大な「心」の字が書かれた岩です。 縦5メートル X 横7メートルの心という字は、 どのような由来で、誰が書いたのかはよく分かっていません。 普陀山の中心的な寺院となるのが、 この普済寺です。続に「前寺」とも呼ばれ、 観音信仰の中心地です。 前身は、そもそもここが観音菩薩の 聖地となった由来のある不肯去観音院です。 明や清の時代に何度も増築されたが、 むろん文革による破壊を経て、 1980年代に改装が行われています。 観音菩薩を祭る本殿は、円通宝殿と呼ばれます。 この本殿の前に天王殿があり、 その前は門と大きな池があります。 門の外はお線香や紙銭や法具を売るお店でひしめいています。 ここから島の北に向かい、 ロープウェイで仏頂山に登ることになります。 仏頂山の上には慧済寺があります。 ここでは熱心な信徒の姿を多く見かけました。 寺までは千余段の階段があるのですが、 それを「三歩一拝」しなていく人もいます。 口に観音の称号を唱えながら、たいへん熱心な様子でした。 こういった信徒も、1人や2人ではありません。 次回、「厳島神社と普陀山の補陀落とは」
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