沖縄紀行と案内・8

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沖縄紀行(8)那覇 「出発」



空港ターミナルで1時間ほど待たされて、やっと機内へ乗り込んだ。 羽田発のJAL0915便(11時25分)は2階席の在るジャンボといわれる「ボーイング747-400(D)」であった。 
500人を越える旅客を一度に輸送可能な世界最大の超大型旅客機であり、最新のエレクトロニクス技術とシステムの自動化により、わずか2名の乗員で運航できる747型機の最新機であるという。 
諸元は全長・70.7m、全幅・59.6m、標準座席数・568人、巡航速度・916km/h、最大離陸重量・269.9t、航続距離・4,170kmなどと機内説明書に記載されていた。

羽田を飛び立ったボーイング747は大きく右へ旋回しながら、一路西へ向かった。
飛行は順調で、特にこの日は天気も良く、視界良好で高度1万mの機内上空から東海地区の沿岸部も遠望できた。 中でも「富士山」が鮮明に見ることが出来たのはラッキイであった。 
因みに、乗務員から富士山の様子が機内放送・案内もされていた。


那覇空港

ほぼ定刻に、機は那覇上空を大きく旋回しながら海上より無事・・?、那覇空港に着陸した。
空港ターミナルは、北海道の千歳空港などと比較すると小規模ではあるが、明るく判りやすい。 尤も、1999年夏に新装なったターミナルが完成して供用開始となり、一段と便利になったというから納得である。

那覇空港は元より、沖縄の復帰に伴い日本に返還され、現在では民間航空便と陸海空の各自衛隊、海上保安庁が共用しているらしく、那覇市街地から南西に位置している。 
滑走路は3000m×45mの1本のみであるが1日300回以上の離着陸があり、年間の発着回数では関西国際空港を上回っているという(2006年度)。 
1999年に現在の国内線ターミナルが完成したものの、乗り入れ便の増加を受けてその後も増築を繰り返しているという。

施設として1階の到着ロビーには観光案内所やレンタカーカウンター、クレジットカードラウンジがある。 
2階~4階の吹き抜けが大きくとられ、この広さを利用して空港や飛行機関連のイベントがここで行われることもある。 
3階にはファストフードを中心としたレストランと有料の観覧デッキが、4階には郷土料理などのレストランがある。又、沖縄優遇措置の一環として、国内唯一の国内線ターミナル内に免税店である「DFSギャラリア」などがある。


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先ず、北谷へ・・、

空港でレンタカーを手配してもらった後、国道58号線から恩納村方面へ向かった。
那覇市内の混雑を抜け、浦添辺りまで来ると南国沖縄の紺碧の海が時折姿を現す。 煩雑な那覇市内を抜けて、北谷の町に入りホッとしたとこるでチョット一服・・!!。

沖縄の今日は気温25度と夏日である。

出発地の東京地方は5〜6度であったから、その差に先ずビックリである。 
早朝起床と出発の慌しさもあって旅の疲れも出る頃、こんな時はやはり冷たいアイスが恋しい・・?、「チョット一服」は、実は沖縄名物「ブルーシールのアイスクリーム」であった。
その場所は国道直ぐ横にあった。

紫色の「紅芋」のアイスは絶品であったが、他にも沖縄のアイスクリームには通常品種の他に「シークワーサー」や「ゴーヤー」や「サトウキビ」・・・「マンゴー」などもあるようだ。
沖縄名物のアイスクリームといえば「ブルーシール」と言われるが、それにはそれなりの訳があったようだ。 ブルーシールは実はアメリカ生まれであった。

1948年、沖縄の米軍基地に従事するアメリカ人向けに、アメリカ人の日常食である乳製品を供給するための施設としてフォーモスト社という会社が基地内で創業した。
ブルーシールは初めは基地の中でしか手に入らない貴重なアイスクリームだったのであったが、1976年に当社は那覇市内にも誕生し、一般の沖縄の人々にも供給できるようになったという。


「ブルーシール」の名は・・、

アメリカで優れた酪農製品に与えられるブルーリボン賞というのがあり、その賞をフォーモスト号という牛が受賞した。
その受賞したブルーリボンのシールにあやかって名付けられた名前だそうである。 

因みに、我が厚木市の隣町・海老名に「ブルーシール・海老名店」がオープンしたらしい、是非一度訊ねてみようと思う。

ブルーシールでお好みのソフトアイスを買って、すぐ近くの美浜公園にある「サンセットビーチ」へ出かけ、ここで暫く休息を入れた。
目の前に沈む美しい夕陽を堪能できる絶好のロケーションとしてその名が付けられたのであろう、白い砂浜を観ながら蕩けそうなアイスを頬張る、何とも爽やかな気分である。

砂浜の向こうには沖縄一高層の「ビーチタワーホテル」が聳える。そう云えばこの辺り一角は「美浜アメリカンビレッジ」といって、大観覧車や映画館・レストラン・個性的なショップなどが集まるに人気スポットでもある。 
おまけにタワーホテルに隣接して、沖縄では数少ない「テルメヴィラちゅら〜ゆ」という天然温泉の施設もある。 
この地は後日訪れる予定だが、この浜は、2006年9月公開した映画 『涙そうそう』の1シーンでも使われたそうな。

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