世界遺産;宮島・厳島神社 5、世界遺産;宮島と厳島神社 「厳島神社の社殿」 日本三景の一つ「厳島」(宮島)は、厳島神社を中心とした島全体をいい、 1996年、世界遺産・文化遺産に登録された。 日本三景は、他に天橋立(京都府宮津市にある砂嘴)と 松島(宮城県松島町を中心とした多島海)があるのは周知であるが、 この二箇所いずれも世界遺産登録に動いたが、 現時点では「厳島神社」以外は登録に至っていない。 日本周遊紀行 日本の世界遺産 旅の記録集 山旅の記録集 世界遺産・日光 |
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主題はブログにリンクします 5、世界遺産;宮島と厳島神社 「厳島神社の社殿」 島の華麗なる歴史的産物と天然自然のコントラストが実にいい・・!!。 島は周囲28km、北東から南西に延びた長形で、島の中央に542mの最高峰の御山が聳えている。 御山は弥山(みせん・・と呼ぶ)とも書く。 御笠浜という海岸歩道の先端まで来ると、右に海中の大鳥居、左に海に浮かぶ荘厳華麗な大社殿の厳島神社が見渡せた。 黒褐色の桧皮葺の切り妻屋根と深紅の造棟は、承知はしていたが実際、目の当たりにして、さすがにその威容さを知り感服し、圧倒された。 時は干潮時であろうか、付近は砂浜の海底をのぞかせ、鳥居の下部は黒模様の海跡が見られる。 入拝所の朱色の柱には「国宝 厳島神社」と墨色で記されてあった・・、 本殿、弊殿、拝殿、祓殿と、その前には舞楽を演奏する高舞台がある。 そこを東西あわせて約300mの回廊が結んでいる。 昨年、平成16年9月7日の台風18号では国宝・左楽房の倒壊や桧皮葺の本殿屋根、社殿回廊の床の破損など大被害を受けた。 それらは今も修繕工事中で、その爪痕は残っているが、着々と修復は進んでいるようである。 回廊を渡って本殿正面に出る、一段と大きい中央回廊が青銅の灯篭を挟んで海原へ延びている、ここは確かに「神」の通り道だとも云われる・・、 次回、 「厳島神社の祭神」
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