穂高岳登山(4)
上高地から岳沢、過酷な重太郎新道、そして吊尾根と前穂、奥穂高へ




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. はじめに 5 岳沢ヒュッテ 10 下山者 15 迷路の前穂 20 単独女性登山者
1 出発 6 岳沢の山小屋 11 水分補給 16 前穂高岳頂上 21 難路・吊尾根
2 上高地→岳沢 7 重太郎新道へ 12 過酷;重太郎新道 17 前穂・北尾根 22 疲労困憊
3 岳沢の河原 8 今田重太郎氏 13 クサリ場 18 同行者 23 南稜の頭
4 岳沢カール 9 カモシカの立場 14 紀美子平 19 吊尾根へ 24 奥穂高岳頂上
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穂高岳登山(4) 「岳沢カール」
(画像の大部分は和田氏提供による、現地イメージ写真です)



徒歩時間にして凡そ1時間くらいであろうか・・?、初めての大休止をとる。 

一汗かいた跡の、レモンの酸っぱい味がジーンとしみて心地よい。 
山歩きでレモンは、小生の必携品でもある。


地図を見つめるとこのルートに「休憩適地」とある。

時間的にも丁度この辺りだと思われるが定かではない。 
実際の、この地も休憩適地であるかどうかは不明であるが、河原の開けたところなので、或いはそうかもしれない。



岳沢から西穂の尾根:dh7


涸れた沢の正面は吊尾根、そして左は西穂の岩稜が連なっているはずで、この辺りがヒョットしたら西穂の本峰が頭上に聳えるかもしれないが、無論、今はガスに閉ざされて残念な光景ではある。 


岳沢は、通常の山間の狭い沢や谷、峡谷と異なり、山稜と山稜の間が広大な広がりを見せている。
所謂、「岳沢カール」といわれるものである。

岳沢カールは、この正面の吊尾根の向こう側に存在する涸沢と同様、氷河期の氷河によってできた渓谷だといわれる。 
中央部は氷河が削ったと思われる礫岩がゴロゴロと数10mも谷を埋め尽くしているのである。

このため広大な沢で当然水量も豊富のはずであるが、水は全て伏流水となって、表面では文字通り涸れた沢となっているのである。


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雄大な岳沢カールと涸沢(dh9 dh11)



絶え間ないガスは盛んに動いていて、上方へ移動しているのが判る。 
しかし、晴れることの無いガスの流れである。 
山腹辺りから次から次と湧き出しては、上方へなびいていて何やら不思議な光景を見ているようである。 


気が付くと、この沢の上流の天辺は奥穂になるが、こちらは微動だにしない黒い雲海が纏わりついている。 
この辺りは、もしかしたら雨の模様かもしれない。 

六,七人のパーティが下りてきて小生の直ぐ横に陣を取り、一時周囲が騒がしくなったが、すぐに立ち上がって去って行った。 

一陣の風が通過したようである。


休憩してても晴れない気持ちで、次のステップを進めることにしよう。

さすがに、この頃より勾配がきつくなっていて、しかも、ほぼ直線的に登るようである。

しばらく進むと、年配の御夫婦らしい両人が山道にどっかりと腰掛けて談笑しているようである。
だが、御婦人の方は両肩が落ちていて、チョットお疲れのご様子・・!、
聞くと、これから穂高をやるそうである。 
これから先の峻険な「重太郎新道」を登るには少々無理があるような気がするが・・どうであろうか?、 無難を祈るのみである。

続く・・、 穂高岳5へ


尚、写真掲載の大部は、「和田様」の御提供によるものです。
和田氏ホームページへ  
http://www.tok2.com/home/pokopoko110/newpage172.html





        

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