穂高岳登山(2)
上高地から岳沢、過酷な重太郎新道、そして吊尾根と前穂、奥穂高へ



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. はじめに 5 岳沢ヒュッテ 10 下山者 15 迷路の前穂 20 単独女性登山者
1 出発 6 岳沢の山小屋 11 水分補給 16 前穂高岳頂上 21 難路・吊尾根
2 上高地→岳沢 7 重太郎新道へ 12 過酷;重太郎新道 17 前穂・北尾根 22 疲労困憊
3 岳沢の河原 8 今田重太郎氏 13 クサリ場 18 同行者 23 南稜の頭
4 岳沢カール 9 カモシカの立場 14 紀美子平 19 吊尾根へ 24 奥穂高岳頂上

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穂高岳登山(2) 「上高地から岳沢」 


思い起こせば、しょうせいが山の味を覚えて間もなく、 いきなりこの上高地から槍−穂高を縦走したものであった。 

恐怖に震えたアノ大キレットを走破し、更に、奥穂から前穂へ、更に、重太郎新道の地獄のような急降下をやりぬき、岳沢から上高地へ下山したが、本当の無我夢中であった。 

その時ばかりは肉体も精神も綿のごとく疲れはて、脚の関節は折れんばかりの苦痛を伴い、そして、梓川の畔に立った時はよく生きて帰ってきたと、シミジミ思った程であった。

これからの道中、あれから10数年ぶりで訪ね歩くのであり、感慨もひとしおである。



河童橋を渡って10分ほど行ったところに「岳沢橋」とう、岳沢ルートへの登山口があり大きな道標が「 中部山岳国立公園・穂高=岳沢登山路・岳沢ヒュッテ2時間、前穂高岳 8km 6時間、天狗のコル 7km 5時間 」と記されてあった。



道標(岳沢ヒュッテ閉鎖中の頃):dh2

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これから岳沢沿いのルートを岳沢ヒュッテ、そして前穂高岳をアタックして奥穂高岳から奥穂高山荘まで向かう予定である。 

ジックリ行って8時間からそれ以上は掛かるであろう・・?、足元をしっかり固めて、腹を据えて、そして道中の無事を祈って出達する。


今までの車道らしき立派な歩道から離れて、躊躇なくやや薄暗いカラマツ林の樹林帯の山道へと分け入る。 

道は、誰かが執って付けた様な石畳の上を調子よく進む。 

すぐ横に岳沢の水流が小川のように流れ落ちていく。 




岳沢登山道:dh10 



しかし、水量、川幅共小さく、大穂高の連山を奥に抱いているような流れではない。 
意外なほどの小規模な流れに、やや驚く・・!。

徐々に高度が増すに従って、その沢水もいつしか消えて無くなっていた。


若い男女の四人のパーティが、賑やかにおしゃべりしながら、元気よく追い抜いていった。 

小生はたった一人である。 
否、小生にぴったり寄り添っている、もう一人の人間がいた。
小生の分身である。 

その人物と無意識の内に会話を交和(まじわ)していた・・、

「今日の体調はどうだい・・?」

「久しぶりでやや緊張しているが、調子の方はマズマズのようだね」

「焦らず、じっくり行きなよ・・、 先は長いぞ・・!」

大きな石の河原を渡る。 

そして、暗い森林帯を更に進む・・!。


次回へ・・、     穂高岳3へ


尚、写真掲載の大部分は、「和田様」の御提供によるものです。
和田氏ホームページへ  
http://www.tok2.com/home/pokopoko110/newpage172.html




        

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白馬連峰登頂記(2004・8月)
北ア・槍−穂高(1968年)
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丹沢山(1969年)
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西丹沢・檜洞丸(1970年)
丹沢、山迷記(1970年)
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