穂高岳登山(11)
上高地から岳沢、過酷な重太郎新道、そして吊尾根と前穂、奥穂高へ


5月初旬の上高地よ穂高連峰
2008年:上高地・明神


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. はじめに 5 岳沢ヒュッテ 10 下山者 15 迷路の前穂 20 単独女性登山者
1 出発 6 岳沢の山小屋 11 水分補給 16 前穂高岳頂上 21 難路・吊尾根
2 上高地→岳沢 7 重太郎新道へ 12 過酷;重太郎新道 17 前穂・北尾根 22 疲労困憊
3 岳沢の河原 8 今田重太郎氏 13 クサリ場 18 同行者 23 南稜の頭
4 岳沢カール 9 カモシカの立場 14 紀美子平 19 吊尾根へ 24 奥穂高岳頂上
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穂高岳登山(11) 「重太郎新道; 水分補給」 
(画像の大部分は和田氏提供による、現地イメージ写真です)



やや、疲れも出ているのだろう、進行が少々鈍くなっているようでもある。 
それでも着実に両脚は前に移動している。 

勿論、併せて高度もそれなりに稼いでいるようだが、ガスの動きが一層盛んになってきているようで、周囲を見比べることも出来ず定かでない。 

右手から吹き上げてくる白い雲海は、幸いにして雨粒は含んでいない。




重太郎新道の「パノラマ展望地」:dh23




パノラマより上高地、焼岳方面の展望:dh24




パノラマより吊尾根、奥穂の展望:dh25


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岩場の突起があり、やや平坦な休憩に適当なところへ出た。
岩の先端に「岳沢パノラマ」と記してあった。
本来ならこの地で、岳沢から上高地方面が見下ろすことが出来、周辺は眼前に穂高山系の雄大な展望が利くところであろう。 
そして、何より休憩に適地なところでもあろう・・!。 
だが、本日だけはそうはいかなかった。


幸い今は雨は小休止しているようである。 小生もここらで小休止といこう。

残りのオニギリをペロッと平らげた。 
食欲はあるようだ・・!。


思えば上高地から登行が始まって、余り水を口にしていない。 
そのことは良いことなのか、はたまた悪いことなのか・・?。

水分補給については疲労の予防、回復につながり、且つ安全に山登りが楽しむための重要な要素の一つである。

登山において、一般的には高度の影響もあり、喉の乾きの感覚が鈍くなるともいわれ、 そのため水分を摂ることを特に意識する必要があるともいわれる。 
ただ、汗をかくのと水分補給が激しくなると体の代謝も盛んになり、それによって余分なエネルギーを消費するようになり、逆に疲労が蓄積されることも考えられる。 

要は疲れないように、余分な汗をかかないように心がけ、それには余分な水分をとらないように心がけることも肝心であろう。

小生の場合、現在の状態を保っておれば良しと思われる。



谷から吹き上げてくる風が心地よい。
すると突然、全く突然真っ黒い霧が切れてグリーンの山肌が見えだした。
その向こうは奥穂高へ連なる吊尾根の圧倒するような、どす黒い岩肌が見えていた。

近くの登山者も思わず・・、
「 おお・・!、霧が晴れたぞー 」と悲鳴に近い声がする。

眼前には前穂のピークであろうか・・、威風堂々の峻立する岩峰が迫ってきている。 
すぐ右隣の岩塊は明神であろう・・?。
人々数人が、突然開けた視界を喜んで手を振っていた。 
小生も慌ててカメラのシャッターを押す。

そうこうしているうちに、あの忌まわしい黒雲は再び視界を閉ざした。 
あの鮮やかなグリーンも闇の中に姿を隠してしまった。 

一瞬の出来事だった。


次回へ続く・・、   穂高岳12へ



尚、写真掲載の大部は、「和田様」の御提供によるものです。
和田氏ホームページへ  
http://www.tok2.com/home/pokopoko110/newpage172.html



        

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